銅像制作の方法について

公園や学校、会社の敷地などには動物や人物の様々な銅像が建っていますが、銅像はどのように制作されているのかご存知ですか?

銅像にはいくつかの製造方法があります。「砂型」「蝋型」「真土型」「ガス型」に分類される青銅(ブロンズ)の鋳造法のことです。

こちらでは、その方法について紹介しますので、銅像の制作を依頼しようとお考えの方はぜひ参考にしてください。

銅像の制作方法について

アトリエの中の制作途中の彫像

1.粘土原型の制作

木・石・粘土などで原型を制作します。世界的に有名な大仏は「砂型鋳造法」で作れており、こちらは砂で型を作ります。

さかのうえの彫刻研究所では木・石・粘土など多岐にわたる彫刻表現を提供できますが、銅像(ブロンズ像)の原型制作では、より写実力を発揮できる粘土で原型を制作いたします。

2.石膏原型の制作

粘土原型を石膏に置き換えます。この時点で細やかな修正は難しいため、粘土原型の段階でお客様と細かく相談しながら修正を行います。

3.鋳造

鋳造とは、高温で溶解した金属を型に流し込む作業のことです。石膏原型からさらに型を取った鋳型に高温のブロンズの溶解液を流し込みます。高い技術力と大規模な設備、そして危険を要する作業です。ブロンズが冷え固まったら鋳型を外し、鋳物を取り出します。

4.仕上げ

表面の加工や着色などを行い、台座に設置すれば完成です。

さかのうえの彫刻研究所では、彫刻家やスタッフが設置現場に赴き、直接お会いしてお客様の思いやご要望をお聞きいたします。その内容をもとに、周景設備や台座に至るまで、最適なデザインをご提案・お見積もりいたします。胸像や等身大全身像・3m全身像を得意としていますので、お気軽にご依頼ください。

銅像のメンテナンスの必要性

光が差し込む屋内に設置された2体の彫像

ブロンズは、他の金属に比べて耐久性に優れています。しかし、いくら耐久性に優れている銅像とは言え、建立した当時の状態を数百年も維持することは難しいでしょう。

鳥のフンや酸性雨、排気ガスなどの様々な要因により、表面が腐食してしまうことがあります。そのため、年に2回ほどメンテナンスを行い、汚れを取り除くことをおすすめします。

基本的には水洗いで構いませんが、水洗いでもとれない汚れがついた場合や腐食が進んでしまった場合には、研磨剤の入っていないワックスなどを使うのもいいでしょう。しかしワックスのかけ方にはコツがいりますし、銅像の状態によってお手入の仕方は異なります。場合によっては高所にあり、自分たちでお手入れすることが難しい場合もあるでしょう。そのため、銅像のメンテナンスは専門業者に任せることをおすすめします。

銅像の制作なら動物・人物像の制作を得意とするさかのうえの彫刻研究所へ 胸像・等身大全身像・3m全身像ならお任せ

胸像や等身大全身像など、銅像の制作を依頼しようとお考えの方は、さかのうえの彫刻研究所にご依頼ください。

動物や人物の肖像彫刻を得意としており、1枚の肖像画からでも制作いたします。動きを表現すること、笑顔を似せて表現することは他の彫刻家には負けないと自負しており、誰が見ても似ていると感じる銅像を制作いたします。制作には、胸像は3カ月~6カ月、等身大全身像は4カ月~7ヶ月ほど、3m全身像では1年ほどの期間がかかります。動物や人物の胸像、全身像の制作を依頼しようとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

銅像の制作からメンテナンスまで相談できるアトリエ「さかのうえの彫刻研究所」

サイト名 さかのうえの彫刻研究所
所在地 〒899-4353 霧島市国分向花町10-27-7
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